お知らせ

食品ロスの縮減に向けた取り組みについて(袋詰精米の真空包装商品の製造・販売)

食品ロスは、今や社会全体の問題で、国をはじめ、企業、家庭、地域社会が一体となって取り組んでいかなければならない大きな課題です。

中橋商事株式会社では、流通及び消費段階での食品ロスを減らすため、酸化による品質の劣化を防ぎ、長期間品質を保持できる真空包装製造ラインを新たに整備し、11月11日からこの真空包装商品の販売を開始します。

 弊社は、SDGs(持続可能な開発目標)に寄与するため、今後も食品企業として「つくる責任 つかう責任」を果たし、食品ロスの縮減に積極的に取り組んでまいります。

 

(商品の特長)

 米には、シェルフライフ(製品の日持期間)という概念はありませんが、一般的に精米製造後は酸化などにより品質の劣化や食味が落ちます。特に、その後の保管状況等によりその差は顕著です。

今回開発した商品は、袋詰精米中の空気を脱気し、脱酸素剤との組み合わせにより6カ月経過後も、未開封の状態であれば食味や品質は変わりません(当社比)。

→〈当社の実施試験項目〉                                 

・品質試験(外観、粒質、白度、タンパク含有率、アミロース含有率、水分、胚芽残存率、水浸亀裂、品質評価値:9項目)

・炊飯食味試験(鮮度、食味値、粘り、硬さ、バランス:5項目)

 

(販売商品)

 真空包装商品の販売は、当面、①石川県産能登米こしひかり、②富山県産こしひかり、③福井県産こしひかり(各5㎏)の3種でスタートし、今後、順次他の商品にも拡大を図っていく予定です。